【起業“初期”】“コピーライター北野”、誕生。

北野です、

このところ、北野の起業“初期”ストーリーを
書いていますが、徐々にコメントが増えてきました。
⇒ http://con-labo.jp/2014/04/719/

それで、昨日は、こんなコメントを頂きました。

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ここ6回の北野さんの起業“初期”ストーリー、
興味深く拝見しております。

その中でも今回は、本当に私の状況が見えてるのかしら
と思うくらい自分にマッチした内容だったので、驚きました。

私は今まさに、「自分がやりたいこと」が
全く見えなくなっていて悩んでいる状況です。

「今、目の前にあることに全力で
取り組める人だけに、次のチャンスが訪れる。」

今の私に足りないのはこれだな、と思いました。

どうしても「ほかにやりたいことや
出来ることがあるのではないか」と思って、
脇道に逸れて、中途半端にできてしまったか
らタスクが増えて、結局いろいろなことが
できなくなるという状態でした。

今は目の前に、いろいろなことがありすぎる状態です。
これから少しずつ整理しつつ、集中していこうと思います。

p.s.
コメントを書いているうちに頭の中が整理されて、
自分の中にさらに落とし込まれてきました。
本当にコメントを書くって重要ですね!
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satoさん、コメント、ありがとうございます、

厳しいかもしれませんが、本当に、

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「今、目の前にあることに全力で
取り組める人だけに、次のチャンスが訪れる。」
==================

これしかないんですよね、、、、、

目の前のことに集中して、
何とか乗り切っていきましょう。

 

 

さて、、、、、、

 

「広告業界でやっていく。
コピーライターとしてやっていく。」

本当にやりたいことかどうかは
まだ分からないけれど、
まずは目の前の仕事に全力を尽くす。

借金が800万円まで膨らみ、
クレジットカードと消費者金融で
限度枠いっぱいまで借り、
日給6500円のアルバイト社員。

 

「自分には、ここでがんばるしかない。
コピーライターで行くしかない。」

 

選択肢は他になかった。
だから、迷いもなかった、

それが本当のところかもしれません。

でも、そこから変わりました。

この決断後の一年間(28歳の1年間です)は、
生まれてこの方、「一番頑張った一年間」でした。

 

毎年、元旦に目標を立てるときに
思うことがあります。

 

「あの、28歳の時以上に、がんばる年にしたい・・・。」

 

でも、あの時を越えるほど、
がんばった年はまだありません。

その位、がんばりました。
その“がんばり”が、今の自分の支えになっています、
そんな濃密な一年間でした。

 

中途アルバイトとしてのスタートだったので、
リクルートの若い社員と比べて
年齢の割に、スキル面では出遅れていました。

 

そこで、考えたのが、

————————————————–
「どうやったら、短期間で
コピーライティングが上手くなるか?」
————————————————–

ということでした。

 

「がむしゃらにやっても駄目だ。
それでは周りに追いつけない。
どうすれば早く追いつき、追い越せるか?」

まずやったのがモデリングでした。

その当時は、モデリングなんて言葉は
知りませんでしたが、リクルートの社内で
結果を出している制作ディレクターに
内線でかたっぱしから電話して、
ノウハウを教えてもらいました。

そして、自分がいいな、と思った広告、記事などを、
どんどんスクラップブックに収めていきました。

企画力を磨くために、
出来上がっている広告を見て、
「どんな風に企画していったのか?」
を逆算して想像してみる、
ということもやりました。

電通が出していた「広告大百科」をいう資料を
また借金して、20万円で買いました。

「一流」と言われているデザイナーや
コピーライターと仕事をするようにして、
わざわざ香川から大阪や東京まで、
打ち合わせにいきました。

そして、効果のあった求人広告を
毎日、書き写す、ということをやりました。

いわゆる、『写経』というやつです。

これは特に効果的でした。

建設会社で効果のあった求人広告を書き写して、
それを食品会社向けにアレンジしたり、
ソフトウェア会社向けにアレンジしたり、

・・・・ということをやっていました。

 

手で書き写す、
というのがよかったように思います。

 

指先から魂が宿る・・・・そんな感覚です。

 

実は、当時の北野の仕事は、コピーを書くことではなく、
コピーライターやデザイナーに仕事を依頼して、
広告を作る、いわゆる、
“制作ディレクター”の仕事でした。

 

で、これが“極めつけ”なのですが、

コピーライターに仕事を発注し、
料金もきちんと支払った上で、

————————————————–
コピーライターの代わりに、自分でコピー書き、
それをコピーライターの方に添削してもらう
————————————————–

・・・・ということをやり始めました。

 

当然、通常の制作業務とは別に、
コピーを書く仕事をやるわけですから、
労働時間は激増していました。

毎日、夜、10時前に帰ることはなく、
土日もほぼ出勤していました。

残業時間は毎月200時間を越えていました。

本社の人事部からチェックが
入ったこともありました。

一回、血尿が出たときは、さすがに驚きましたが、、、。

 

ですが、、、、、

 

これがよかった。
これでスキルが短期間で身についた。

 

そう思います。

 

そして、2年後・・・・・・・・。

当時、リクルートでは、『アド(広告)コンテスト』
という毎月の広告コンテストがあり、

その年間ポイントで、
「制作マンランキング」というものが
発表されていました。

その制作マンランキングで、
北野は、『年間総合3位』になることができました。

上位者は、東京、大阪の正社員の
制作ディレクターがひしめく中、
四国支社からの、しかもアルバイト社員がランキング入り、
ということで、逆に目立っていた、と思います。

 

「四国に凄い奴がいるぞ・・・・。」

 

本社の制作本部でも、
ちょっと話題になっていたそうです。

日本武道館での社員総会で、
ステージに立つこともできました。

ただ、その時もアルバイト社員のままでした。

膨大な残業代でなんとか
人並みの手取金額にはなっていました。

ちなみに、その頃は、「日給6500円」から
月給制に変わり、「基本給で月給146000円」に
なっていましたが、、、、。

相変わらず、生活は全く余裕がなく、
借金を少しづつ返す生活が続いてました。

 

ですが、、、、、、、

『コピーライティング』というスキルを
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
手に入れたことで、自信がついてきました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

周りにも評価もしてもらえるようになりました。

 

社内の勉強会に講師として呼ばれ、
「教える楽しさ」も知ることができました。

もしかしたら、これが、今のコーチ、コンサル業に
つながっているのかもしれません。

 

そして、おぼろげではありますが、
“未来”というものが見えてきました。

 

「これで俺も、何とかやっていけるのではないか?」

リクルートにアルバイト社員として
入社して3年と8ヶ月。

「コピーライターとしてやっていく!」と決断して、
2年と8ヶ月。

 

そして、私は、コピーライターとして
独立することを決意しました。

 

これが、“2度目の起業”です。

 

それで、今日は、『スキル』というものに
ついて話したビデオを引っ張り出してきました。
(2011年1月21日にアップしたビデオです。
なんか、若いです・・・・)

何かひとつに打ち込めば、
それは『スキル』になります。

『スキル』は自信につながります。
自分を支えてくれます。

そして、未来を照らすツールになります。

でも、その時、大切なことがあります。

==================
・『スキル』を身に付ける上で、最も大切なことは?
マスターを目指していくためには“これ”を・・・・。
(2011年1月21日公開:再生回数673回)

==================

このマインドでいかないと、
いくら頑張っても「使えるスキル」に
ならないのでは?と思っています。

是非、ビデオを観て、感想をくださいね。
コメントを書くことで、あなたにも、何か気づきが
生まれるかもしれません。

では、次回は、コピーライターとしての
“第2の起業”について話していきますね。

第2の起業は・・・・最初は、順調そのものでした・・・。

 

北野哲正
(香川県のオフィスにて)

 

 

追伸1:

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3件のコメント

  • ウエ

    1つの事に集中するのがやはり一番成果が出ると思います。
    今は、やる事が決まっているのに他の事も興味本位でしてみたりして雑念が入ってしまっている状態です。
    なんとか、1つに絞っていかなければと思いました。

  • U-son

    北野さん、お早うございます。大変な苦労をされたのですね。短時間に大量に情報処理をすることで身に付くことがあるというのは私もメーカー勤務時に経験していました。「写経」が有効であることを強烈にinputすることができました。これからも北野さんの情報発信に期待しています。

  • takeuchi

    スキル、大事ですね。
    コモディティ化しない、断トツのスキル。
    ありがとうございます。

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