【CL】【コピー】「リクルート」と「広告代理店」の違い。

北野です、

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私のコピーライターとしての
スタートは「求人広告」から、でした。

株式会社リクルートに
アルバイト社員で入社、、、、、

制作部門に配属され、そこで、
コピーライターとしての仕事を
スタートさせます。

事業部としては「新卒の採用部門」
の中のでした。

で、この「求人広告」の
プロフェッショナルになったことが、
実は、今の北野の仕事、そして、
コピーライティングにめちゃくちゃ
生かされています。

今日はその話をしますね。

北野は、株式会社リクルートから
独立した後は、その後は、電通や
博報堂、主にはADKなど、、、

いわゆる「広告代理店」から
コピーライティングの仕事を
受けていました。

で、そうした「広告代理店」から
依頼されるコピーと、
リクルートの「求人広告」とでは、
根本的な違いがありました。
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それは何かというと、、、、、

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1.「大手広告代理店」から依頼される広告
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いわゆる「マス広告」と呼ばれるもので、
イメージアップや認知度アップが
主目的で、出来る限り沢山の人に
届け、記憶に残すコピー……

…が求められます。

だから、心地が良かったり、
イメージが良かったり、記憶に残る
ユニークさが求められる訳です。

コピーライターとしては、
「あの広告のコピー、イケてるよね」
なーんて、言われたい訳です。

で、その一方で、

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2.株式会社リクルートで
作っていた「求人広告」
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こちらは、「求める人材像」を明確にして、
確実に“その人材”が反応するコピー、

それが求められました。

北野が担当していたのは、主に
香川県・徳島県の中小企業さん
だったので、

「一人でも二人でも、
優秀な人が来てくれたら…」

そんな企業さんが中心でした。

「沢山の人が反応する必要はなく、
ターゲットの人“だけ”が反応する。」

そんな“ターゲットを絞り込んだ
”コピーが求められた訳です。

逆に、沢山来ても対応出来ないし、
採用コストもかかる…。

「求人広告」のコピーは、通常のマス広告の
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コピーとは全く異なるわけです。
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ですから、最初、リクルートから独立して、
コピーライターになり、広告代理店の
コピーの仕事を受けた時は、、、、、

はっきり言って戸惑いました。
最初はなかなか上手く書けなかった。

広告代理店の人からは、

「北野さんは、リクルート出身だから、
ちょっとコピーが独特だよね」、

なーんて言われていました。

で、この「ターゲットを絞り込んで、
その人達が反応するコピーを作る」
というのが、

今の、コンサル型ビジネスでの
コピーライティングにめっちゃ共通
していて、ひじょーーーーに
役だっている訳です。

広告代理店の仕事で求められていた、

心地が良かったり、イメージが
良かったり、記憶に残るユニークさ、、、

…というのはあまり必要ではなく、

・いかに分かりやすく、ベネフィット
を伝えるか?

・ターゲットを明確にした
「呼びかけ型」の多用、

・具体例・事例などを盛り込んで
鮮明にイメージしてもらう、

・感情を動かして、なんらかの
行動を取らせる
(登録とか、問い合わせとか、
申し込みとか)
…と言ったテクニックが必要に
なってきます。

いわゆる、「ダイレクトレスポンス型」
のコピーライティングです。

そんな訳で、リクルートで、ある意味、
ニッチな分野である「求人広告」に
携わっていたことが、今の北野の
コピーライティングのベースに
あるわけです。

広告代理店の仕事を始めた頃には、
慣れなくて苦労したし、
“イメージコピー”が書ける
コピーライターを羨ましく
思ったものです。

糸井重里さん、仲畑貴志さん、
真木準さん…と言った
“スターコピーライター”に憧れた時代です。

でも、今となっては、ホント、

「リクルート出身のコピーライターで
めちゃ良かった!!!」

…と思う今日のこの頃です…。

さて、、、、、、

そんな“コピーライターとしての”
北野が行う、無料ウェブセミナーが
いよいよ来週、27日水曜日に
迫っています。

煽って売るのではなく、
ターゲットにきちんと届き、
長期的な信頼関係を構築していく…

しかも、それでも「売れる」という
コピーの書き方、をお伝えします。
⇒ http://pmcpromote.com/item/10/8656/

これ、めっちゃ、いい内容の
無料ウェブセミナーですよ(自画自賛)。
是非、登録して、当日、ご視聴くださいね。

では、また!

北野哲正
(東京・麻布十番の自宅マンションにて)